2009年06月16日

5 ドイツの宿を予約

5 ドイツの宿を予約

宿屋からみたヨーロッパ5 ドイツの宿を予約

 20年前、ヨーロッパを放浪したときのことですヨーロッパは、それもドイツは、世界で一番旅がしやすいと感動したことがあります。というのも、街には必ずツーリストインフォメーションがあって、そこに行けば、宿も、観光資料も完璧に揃っており、英語も通じるからです。しかも日本語資料まで売っていたりする。

 大都市や有名観光地なら、駅にかならずあったし、街中にも2〜3箇所くらいあったりしました。また、小さな都市や田舎であっても役場に行けば、ありました。場所の特定は、簡単で、駅を降りると市街マップのある看板を見つけるだけでいい。マップには、ツーリストインフォメーションのマークがありますから、その地図で場所を調べるだけでいい。

 ツーリストインフォメーションでは、財布にあった宿を紹介してくれ、地図をくれます。宿が決まったら2時間以内にチェックインする。そして、宿に荷物を置いて観光に出かけるのです。つまり朝早く宿を決めて荷物を置かせてもらって旅に出る。これがヨーロッパのバックパッカーの旅のスタイルなんですね。

 2009年の私も、そのつもりでドイツに旅立ったのですが、ツーリストインフォメーションが無い。あっても、日曜祝日で休みだったりするのに遭遇して愕然としました。二十年前のミュンヘンのツーリストインフォメーションは、受付に5人ぐらいの人がいて、旅人でごったがえしていましたが、2009年5月末のミュンヘンには、2人しかいなくて、旅人もいなくてフロアーも閑散としています。あきらかにツーリストインフォメーションは、縮小気味になっているのです。

「ミュンヘンでこれでは、田舎に行ったらどうなるのだ?」
「さてはインターネットの時代になったのか?」

 これでは、旅が不安でしょうがない。
 仕方なく、インターネットカフェをさがし、
 ブッキングコムで自力で
 3泊先までの宿をとることにしました。

5-27-4m-044.JPG


で、地球の歩き方に書いてある日本語フォントのあるインターネットカフェに、電車で行ったのですが、なんと!倒産していた。仕方なく、地元のインターネットカフェに入ろうとするわけですが、ここで問題がおきます。

1.日本語フォントが無いので日本語サイトが読めない。
2.ドイツのキーボードは、日本と文字配列が違う。
  具体的にいうと円マーク(\「」)なんがないために、
  それをパスワードに使用していたら使えない
3.アルファベットが英語と違う
4.インターネットエクスプローラーは一般的でない

 つまり、普通のインターネットカフェではらちがあかない。
 困った! 
 本当に困った!
 と思っていると名案が浮かびました。

「ユースホステルのコイン式インターネットカフェなら、日本語フォントがあるかもしれない。ユースホステルなら、大勢の日本人学生が泊まっているはずだ! となると、中にはパソコンに詳しいやつがいて、日本語フォントをダウンロードしているに違いない!」

この読みはスバリ当たって、ミュンヘンのユースホステルの有料インターネットでは、日本語サイトが、バッチリ見ることができました。そこで、3泊分の宿の予約を行ったのです。

 日本人学生諸君よ、あんたは偉い!
 誰がやったのかは分からないけれど、
 よくぞ日本語フォントを
 ダウンロードしてくれました。




ミュンヘンのユースホステルの有料インターネット
5-27-4m-060.JPG


 という訳で、ドイツでインターネットカフェに入る時は、日本語フォントに気をつけてください。パスワードなんかも、気をつけた方がいいです。変な記号を使うと、ドイツのパソコンで苦労するはめになります。

 ところで、世界で一番便利な予約サイトが、ブッキングコムです。

 http://www.booking.com/

 ユースホステル協会にも予約サイトがありますが、
 非常にレスポンスが遅い。
 でも、ブッキングコムは、即時予約ですから
 旅先で、前日でも予約可能です。
 しかも日本語で対応してて、ホテルまでの詳しい地図もある。
 こうなるとツーリストインフォメーションが、廃れるわけです。

 ドイツユースホステル協会の予約サイトは、ほんとうにレスポンスが遅い。何度も催促をしないと駄目です。メールの返事は来ないと考えた方が良い。

 だから、どうしてもブッキングコムに頼るわけですが、どうしてもユースホステルに泊まりたい場合は、電話することですね。日本国内から電話をして予約をとり、確認のファックスを送るのが一番確実です。


ブッキングコムの画面

5-27-4m-039.JPG

5-27-4m-026.JPG

つづく
posted by 風 at 05:21| Comment(0) | 宿屋からみた2009年のドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月15日

4 ドイツの宿を選ぶなら

4 ドイツの宿を選ぶなら

宿屋からみたヨーロッパ4 ドイツの宿を選ぶなら

 一人ならユースホステルでしょう。
 大都市ならプライベートホステルという手もあります。
 田舎ならペンションという手もあります。

 夫婦二人ならホテルの方が便利です。
 ガストホフでもいいですね。

 私は、夫婦で旅したのですが、ユースホステルを利用したこともありました。ユースホステル側も気を遣ってくれたようで、夫婦で1室をもらい、私は大満足でした。部屋は狭かったけれど、日本のユースホステルより広かったし、なにより床がカーペットで無かったのがよかった。犬のウンチ天国であるドイツを考えると、床がカーペットというのは、どうも気が進まないからです。

 で、ユースホステルも悪くないなあと思っていると、嫁さんが、真っ青な顔をしてやってきた。

「シャワールームに服を脱ぐところがない」
「うん、そうだよ」
「なんで? どうして?」
「ドイツの田舎のユースホステルは、男女別相部屋が完璧だから、寝室からスッポンポンでシャワー室まで行って洗うシステムのところが、けっこうあるんだよ」
「そ、そんな」

 どうやら、二十年前にドイツのユースホステルを体験した私には、なんでもないことが、うちの嫁さんには、駄目だったらしい。スッポンポンでシャワーを浴びているそばで、大勢のドイツの小学生たちが、歯磨きしているのにも我慢がならなかったらしい。
 シャワーのヘッドの角度の調整や水圧の調整が固定なのにも我慢がならなかったらしい。水からお湯に変わるのに10分くらいかかるのにも我慢できなかったらしい。

 20年前に旅した経験がある私には、あたり前だと思っていたことが、嫁さんには、かなりショックだったようです。日本人の風呂やシャワールームに対するこだわりは、世界でも珍しいくらいに高い。それは、頭では分かっていましたが、嫁さんの慌てぶりをみて、あらためて再認識しました。

 で、ユースホステルは、できるだけ避けて、ホテルをとることにしたのですが、ホテルをとる場合も、駅に近いところ(新市街)にするか、町の中心地(旧市街)に近いところにするかの選択で、大きく違ってきます。

 町の中心地に近いところにするメリットは、観光の中心地(オールドシティ)にあるために、疲れたらホテルで休めることです。トイレに行きたくなったらホテルのトイレを使えば、トイレのチップを使わないですむことです。座りたくなったらカフェに入って休まなくてもいいし、堂々とホテルのロビーで休める。夜の町を散策するにも便利です。

 右も左も分からない外国で、トイレを探すのも、適当なカフェをさがすのも面倒なばあいは、町のど真ん中、観光地の中心のホテルに泊まると、そこを基地にして動ける。ローテンブルクみたいな小さな町だと、その方法が、ほんとうに便利です。


 駅に近いところにするメリットは、

1.翌日の移動が楽なのと、
2.重い荷物を持って町の中心街に行かなくてすむことです。

 あと、ホテルの場所を探す手間もはぶけるし、重い荷物をもって、訳の分からないバス路線や、複雑な市電の路線図を解読しなくてもいいんですよね。電車を降りて、すーっと、駅前ホテルにチェックインできる。これは、右も左も分からない外国では、ほんとうにありがたい。

 それになんだかんだ言って駅には便利な機能がついているので、それを利用するためにも、駅に近いところにするメリットがあります。あと、駅のそばには、日本で言うビジネスホテルみたいな近代的なものが多く、インターネットなどが完備しているので、情報を得やすいのですね。

 あと、これが一番重要なのですが、
 駅前のホテルは、比較的新しい建物が多いので、

家が傾いてないんです。

 そうです。ドイツは、古い家が多いので、
 たいていの家が傾いていて、
 敏感な人だと平衡感覚を失いかねないのです。
 ただし、新しいといっても、築五十年くらいですけれど。

つづく
posted by 風 at 18:01| Comment(4) | 宿屋からみた2009年のドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3 ドイツの宿

3 ドイツの宿
宿屋からみたヨーロッパ3 ドイツの宿

 20年前にドイツの宿に泊まったとき、あまりの安さに驚いたことがあります。ホテルで30マルク、ペンションで20マルク、ユースホステルで10マルクという値段のところなんかがあった。当時の日本円にすると、
ホテルで2100円、
ペンションで1500円、
ユースホステルで700円

というところです。当時の日本の宿の半額ぐらいで泊まれた気がします。もちろん、高い宿もあって100マルクくらいの宿もありましたけれど、安いホテルを紹介しろと頼めば、そのくらいで泊まることは不可能ではなかった。

 ところが、今回、宿探しをしてみると、ユースホステルで最低20ユーロなのです。1ユーロ2マルクですから、40マルクなんですね。つまり、4倍に値上がりしている。ユースホステルが20年前のホテル並みの値段になっている。じゃ、高いホテルの値段は?と調べてみると200ユーロ。つまり400マルク。20年前の4倍です。日本円にすると3万円。

 平均して宿泊費が3倍から4倍にあがっている。

 これは、為替の変動を考慮しても高騰しすぎています。レストランにしても同じで、ちょっとしたものを食べると10ユーロくらい、すぐに無くなってしまう。むかしは、10マルク(5ユーロ)もあれば、けっこう食べられたのに。いまじゃ、10ユーロじゃたいしたものは食べられなくて、20ユーロ(3000円)くらいないと、好きなものは食べられません。

 ただ、ホテルの朝食事が豪華になっていたのには驚きました。20年前のホテルの朝食といえば、パンとジャムと珈琲(または紅茶)のみでしたが、いまは、そんな宿は皆無です。ユースホステルでさえ、バイキング形式で、ハムやチーズやサラダ、シリアル、フルーツ、サラダなんが食べ放題なんですよね。

20年前の簡素な食事は、
いったい何処にいってしまったんだ?
どうして豪華な朝食になったんだ?


beene-04.JPG

beene-02.JPG

 ところで、バイキングとなると、貧乏性な私なんかは、全部を食べようと、食べきれないくらいのハムとチーズをてんこもりにして、お腹を壊さんばかりに食べるんですが、ドイツ人たちの御客様をみていると、彼らは、ほぼ全員が、朝からハムやチーズなんか食べないのです。

 じーっとハムを見て迷ったりはするんですが食べない。
 パン2個とジャム1個に珈琲1杯ですませている。

 つまり、20年前にドイツの宿に泊まったときの姿と同じなんです。で、朝食バイキングでガツガツ食べているのは、たいていが私のような外国人だったりします。つまり、ドイツ人にとっては、20年前の簡素な食事で充分ということなのか! そうなのか! とみょーに納得してしまいました。

 ところで、ここからが本題です。

 この物価の変動、つまり宿泊費の変動によって何が変わるかと言いますと、夫婦2人旅行をする場合、無理してユースホステルに泊まって節約する意味がなくなりつつあるということなんです。

 こんなこと、ユースホステルのマネージャーが言うことではありませんが、ユースホステルの料金が、最低20ユーロ、年齢プラス料金によっては、30ユーロだったりすると、その倍額の値段60ユーロですから、その金額ならば、かなり立派なホテルの個室に泊まれるんですね。こうなると、ますますユースホステルに泊まる意味が無くなってくる。

 そうなると、ユースホステルは、たんなる宿では、滅びてしまうでしょうね。ユースホステルらしい特色がないと、ホテルに御客様を奪われてしまうことになります。これは日本でも同じ事ですけれど。

つづく

posted by 風 at 14:49| Comment(0) | 宿屋からみた2009年のドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月14日

2 犬のウンチ

宿屋からみたヨーロッパ2 犬の問題

 ドイツ・フランスに行ってみて気になることは、犬のしつけが、ほぼ完璧なことです。ドイツ・フランスの犬は、実によくしつけがされている。そのせいか、首輪をしたまま、普通に犬も電車にのるし、フランクフルト空港にも犬が普通に歩いていた。レストランもホテルにも犬がいたのには、驚いたものです。

しかし、もっと驚いたことは、
これだけ完璧にしつけられているにも関わらず、

 犬のウンチは、路上でし放題であることです。

最初は、
「ドイツ人は、犬のしつけはできるが、人間のしつけはできてないなあ」
と思っていましたが、
旅しているうちに考えがかわりました。
なぜならば、ドイツ人は、ほぼ間違いなく
立ち小便をしないからです。
むしろ、立ち小便という立場からみたら
日本より人間のしつけができている。

しかし、犬や猫のウンチは、しほうだい。

当然のことながら、町中に犬や猫のウンチがある。
1日ウンチを踏まないで歩くのは難しいくらい。

ただ、ここでドイツの肩をもつとすると、
これはヨーロッパ全般に言えることで、
パリなんか、もっとひどいし、
それ以上にひどいところはもっとある。

でも、日本に比べたら百倍の密度で犬のウンチが
街中に徘徊していることは確かなのだ。
でも、思ってました。
「このウンチは、清掃車によって掃除されるにちがいない」
とね。

そう思って朝の街の清掃作業員たちの仕事ぶりを眺めていたのですが、なんと清掃されない。放置されたままなのです。不審に思って聴いてみると、ヨーロッパでは湿気がないので、すぐに乾燥して粉になって消えてしまうらしい。

 まあ、それは良いとして、なぜ、一介の宿屋のマネージャーが、こんなことが気になるかと言いますと、宿屋のマネージャーでないと絶対に気がつかないことがあるからなんです。

 一般人には絶対に分からない盲点があるんです。
 その盲点をこれから書きます。
 おそらく、これを指摘したのは、
 日本人で私が初めてだと思います。

 皆さん、心の準備はいいですか?

 ヨーロッパでは、靴を脱いで家には入りません。靴を履いたまま入ります。もちろんホテルでも、どこでも一緒です。ここまで書くと、察しの良い皆さんには、私が、何を言いたいか分かったと思いますね。そうです。ウンチを踏んだ可能性のある靴で家またはホテルに入る人たちがいっぱいいるということなんです。

 しかも、ホテルも、ユースホステルも、例外なく床がカーペットになっている。気になった私は、老眼鏡を虫眼鏡がわりに使ってカーペットを拡大してみましたね。

 それはともかく、ヨーロッパの土を調べてみました。ちょっと掘ってみたんです。どれだけ分解力があるのだろうかと。日本なら十センチから五十センチくらい黒土です。それだけ土に分解力がある。分解力があれば、ウンチも分解されます。で、掘ってみたんですが、最初から黒土なんかありゃしない。あっても十センチもないんです。もっとも全部の地面を掘ったわけではないので、場所によっては、黒土があったのかもしれませんが。

 そこで思い出したのが、中世のヨーロッパではやった、ペストの歴史です。まあ、それについては、脱線気味になるので、機会があったら、あとで述べることにします。

 誤解ないように言っておきますが、ドイツ人は、日本とならんで世界一清潔好きな民族と言われていますし、実際に私も、そうだと思っています。少なくともヨーロッパで一番清潔好きなことは確かだとむ思います。

 だけど清潔といっても、その清潔には、生活文化の違いがあるようなのですね。だから、気になる人や、抵抗力の弱い人は、そのへんも十分に認識して旅した方がよいと思います。ちなみに私個人としては気になりませんでした。ただ、宿のマネージャーとしては、ちょっと気になる点があったと言うことです。

 きれいなカーペットの敷いてあるホテルだからといって油断は禁物ということです。気になる人は、日本からウエットティッシュを持って行った方が良いでしょう。ちなみに、ドイツに殺菌用のウエットティッシュなんかは売ってませんから。

つづく
posted by 風 at 11:56| Comment(0) | 宿屋からみた2009年のドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月13日

1 変わってしまったヨーロッパ

宿屋からみた2009年のドイツ1

 2009年の5月末から6月はじめまで、2週間ほどドイツ・フランスに行ってました。実は、20年前にヨーロッパを放浪したことがあったんですが、20年ぶりに来てみると、何もかもが変わってて驚いてしまいました。

 でも、冷静に考えてみると、変わったのは、
 ドイツ・フランスではなく、
 自分自身であったことに気がつきました。

 今回は、ドイツに主に行ってきたんですが、ある意味で、今のドイツには、昭和の香りがする。昔の日本が見えてくるのです。昔の日本だったら、あたり前の光景だったことが、今のドイツにはある。いい意味でも、悪い意味でもね。

 たとえば、古い町並み。
 今の日本では、壊滅的に滅びてしまったものが、
 ドイツには、相変わらず残っている。

 あと、カフェテラス。店の前の道路に、わがもの顔で露店のように、テーブルを並べてそこで飲食している光景。今の日本では、滅びた光景です。すぐに警察から撤去命令が出るからです。しかし、ドイツ・フランスには、残っている。

 電気の節約。ケチというか、節電。パソコンショップやスーパーマーケットにいたるまで照明を落としている。もちろんホテルでも一緒です。売り上げよりもエネルギーの節約を優先しているところなんか、昭和初期の日本かと思ってしまいます。

 そして、18時になると、すべての店が閉まってしまうところや、日曜日は全部の店が閉まってしまうところ。これも、昔の日本の光景であり、まさに昭和時代にタイムスリップしたかのようになります。

 ドイツには、24時間営業のコンビニなんて、便利なものは無いし、ましてや、そこにATM なんて便利なものはない。と、ここまで書くと、ドイツって素敵。と思う人も多いかもしれません。それは、昭和時代って良かったよなあと、懐古している私たち四十歳代から五十歳代、六十歳代の人間の甘い記憶にも似ています。

 しかし、日本で宿屋をしている私には、
 そんなノスタルジックに染まってはいられませんでした。
 はたして、昭和時代って良かったのか?
 古き良き時代を捨ててないドイツ・フランスって、
 本当に素敵なんだろうか?という疑問が出てきたからです。


 20年前にヨーロッパを放浪した時、私はドイツと日本は似ていると思ってました。その前にインドやアラブを放浪していたから、ドイツは、日本と近いと思った。ドイツを旅行してて、なんの違和感も無かった。

 ところが、今回は違和感がありまくった。
 最初は、ドイツが変わったのかと思っていた。
 でも、あとから考えると、

 私自身が変わってしまっていたのだった。

 まず気になったのが、タバコのポイ捨て。
 そして路上のゴミ。
 あと、くわえタバコしている人たちの横行。
 これは、どんなに綺麗な観光地でも変わらなかった。
 五百年前の家ばかりでできた古い町にタバコのポイ捨ての山。
 最初は、
「この二十年間にドイツに何があったんだ?」
と混乱したのですが、よくよく考えてみれば、
二十年前の日本も、そうだった

変わったのは、ドイツではなく日本であった。

つづく
posted by 風 at 23:07| Comment(4) | 宿屋からみた2009年のドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。