2009年06月15日

4 ドイツの宿を選ぶなら

4 ドイツの宿を選ぶなら

宿屋からみたヨーロッパ4 ドイツの宿を選ぶなら

 一人ならユースホステルでしょう。
 大都市ならプライベートホステルという手もあります。
 田舎ならペンションという手もあります。

 夫婦二人ならホテルの方が便利です。
 ガストホフでもいいですね。

 私は、夫婦で旅したのですが、ユースホステルを利用したこともありました。ユースホステル側も気を遣ってくれたようで、夫婦で1室をもらい、私は大満足でした。部屋は狭かったけれど、日本のユースホステルより広かったし、なにより床がカーペットで無かったのがよかった。犬のウンチ天国であるドイツを考えると、床がカーペットというのは、どうも気が進まないからです。

 で、ユースホステルも悪くないなあと思っていると、嫁さんが、真っ青な顔をしてやってきた。

「シャワールームに服を脱ぐところがない」
「うん、そうだよ」
「なんで? どうして?」
「ドイツの田舎のユースホステルは、男女別相部屋が完璧だから、寝室からスッポンポンでシャワー室まで行って洗うシステムのところが、けっこうあるんだよ」
「そ、そんな」

 どうやら、二十年前にドイツのユースホステルを体験した私には、なんでもないことが、うちの嫁さんには、駄目だったらしい。スッポンポンでシャワーを浴びているそばで、大勢のドイツの小学生たちが、歯磨きしているのにも我慢がならなかったらしい。
 シャワーのヘッドの角度の調整や水圧の調整が固定なのにも我慢がならなかったらしい。水からお湯に変わるのに10分くらいかかるのにも我慢できなかったらしい。

 20年前に旅した経験がある私には、あたり前だと思っていたことが、嫁さんには、かなりショックだったようです。日本人の風呂やシャワールームに対するこだわりは、世界でも珍しいくらいに高い。それは、頭では分かっていましたが、嫁さんの慌てぶりをみて、あらためて再認識しました。

 で、ユースホステルは、できるだけ避けて、ホテルをとることにしたのですが、ホテルをとる場合も、駅に近いところ(新市街)にするか、町の中心地(旧市街)に近いところにするかの選択で、大きく違ってきます。

 町の中心地に近いところにするメリットは、観光の中心地(オールドシティ)にあるために、疲れたらホテルで休めることです。トイレに行きたくなったらホテルのトイレを使えば、トイレのチップを使わないですむことです。座りたくなったらカフェに入って休まなくてもいいし、堂々とホテルのロビーで休める。夜の町を散策するにも便利です。

 右も左も分からない外国で、トイレを探すのも、適当なカフェをさがすのも面倒なばあいは、町のど真ん中、観光地の中心のホテルに泊まると、そこを基地にして動ける。ローテンブルクみたいな小さな町だと、その方法が、ほんとうに便利です。


 駅に近いところにするメリットは、

1.翌日の移動が楽なのと、
2.重い荷物を持って町の中心街に行かなくてすむことです。

 あと、ホテルの場所を探す手間もはぶけるし、重い荷物をもって、訳の分からないバス路線や、複雑な市電の路線図を解読しなくてもいいんですよね。電車を降りて、すーっと、駅前ホテルにチェックインできる。これは、右も左も分からない外国では、ほんとうにありがたい。

 それになんだかんだ言って駅には便利な機能がついているので、それを利用するためにも、駅に近いところにするメリットがあります。あと、駅のそばには、日本で言うビジネスホテルみたいな近代的なものが多く、インターネットなどが完備しているので、情報を得やすいのですね。

 あと、これが一番重要なのですが、
 駅前のホテルは、比較的新しい建物が多いので、

家が傾いてないんです。

 そうです。ドイツは、古い家が多いので、
 たいていの家が傾いていて、
 敏感な人だと平衡感覚を失いかねないのです。
 ただし、新しいといっても、築五十年くらいですけれど。

つづく
posted by 風 at 18:01| Comment(4) | 宿屋からみた2009年のドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も、トイレには、本当に困りました。

何かと言うと、チップを要求されるし、トイレによっては、チップの額が全然違いますものね。

なるほど、宿泊先のホテルならば、チップの心配が無用な訳ですね!

私たちは、ドイツでYHを利用しなかったので、奥様が陥った状況に合わなかったですが…。

ウチのダンナはんは、そういったシャワーを抵抗なく使用できるかも知れないですが、確かに、女性の立場からすると、抵抗あるかも知れませんね…。

旅人の数だけ、経験が違いますね!

今後も、更新楽しみにしています!
Posted by みわぼー at 2009年06月15日 19:55

海外旅行は、歩く距離が半端じゃないんで、休憩どころとしてホテルを使いました。小さな街では、3時間歩いて、ホテルで1時間休憩したりしました。

と、書くと日本の皆さんは、なんで?と思うかもしれませんが、ドイツではサマータイムなので、日没が22時なんですよね。つまり、一日が、はてしなく長いんです。だから、下手したら1日12時間歩くこともありうる。となると、合間にホテルで休憩するのが一番。そうなると、高くてもオールドシテイのホテルという選択もありえるわけです。
Posted by マネージャー at 2009年06月15日 22:38
なるほど!

私たち夫婦は、約2週間の夏のドイツ滞在の後半で、ものすごい疲労で活動できないことがあったのですが、
サマータイムで明るいからと言って、あちこち勢力的に周りすぎていたせいかも知れません。

適度な休憩を取りながら周るべきだったんだな〜…。

周りたい地区のホテルをとって、拠点にするのは大事なことだったんですね…。
計画性ない無茶な周遊は、特にサマータイム時期の海外旅行では要注意!ですね。
Posted by みわぼー at 2009年06月16日 07:46
分かります、分かります。私も、そうなんですが、うちの嫁も、後半にグッタリきてました。22時まで明るいから、ついつい、回りすぎるのですよね。万歩計を持って行けば、良かったと思いましたもの。平均して1日4万歩(20キロ)は歩いたんじゃないかなあ。

そのおかげで痩せたと言いたいところだけれど、食って飲んだからプラマイゼロですけれど。
Posted by マネージャー at 2009年06月16日 17:52
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