2009年06月14日

2 犬のウンチ

宿屋からみたヨーロッパ2 犬の問題

 ドイツ・フランスに行ってみて気になることは、犬のしつけが、ほぼ完璧なことです。ドイツ・フランスの犬は、実によくしつけがされている。そのせいか、首輪をしたまま、普通に犬も電車にのるし、フランクフルト空港にも犬が普通に歩いていた。レストランもホテルにも犬がいたのには、驚いたものです。

しかし、もっと驚いたことは、
これだけ完璧にしつけられているにも関わらず、

 犬のウンチは、路上でし放題であることです。

最初は、
「ドイツ人は、犬のしつけはできるが、人間のしつけはできてないなあ」
と思っていましたが、
旅しているうちに考えがかわりました。
なぜならば、ドイツ人は、ほぼ間違いなく
立ち小便をしないからです。
むしろ、立ち小便という立場からみたら
日本より人間のしつけができている。

しかし、犬や猫のウンチは、しほうだい。

当然のことながら、町中に犬や猫のウンチがある。
1日ウンチを踏まないで歩くのは難しいくらい。

ただ、ここでドイツの肩をもつとすると、
これはヨーロッパ全般に言えることで、
パリなんか、もっとひどいし、
それ以上にひどいところはもっとある。

でも、日本に比べたら百倍の密度で犬のウンチが
街中に徘徊していることは確かなのだ。
でも、思ってました。
「このウンチは、清掃車によって掃除されるにちがいない」
とね。

そう思って朝の街の清掃作業員たちの仕事ぶりを眺めていたのですが、なんと清掃されない。放置されたままなのです。不審に思って聴いてみると、ヨーロッパでは湿気がないので、すぐに乾燥して粉になって消えてしまうらしい。

 まあ、それは良いとして、なぜ、一介の宿屋のマネージャーが、こんなことが気になるかと言いますと、宿屋のマネージャーでないと絶対に気がつかないことがあるからなんです。

 一般人には絶対に分からない盲点があるんです。
 その盲点をこれから書きます。
 おそらく、これを指摘したのは、
 日本人で私が初めてだと思います。

 皆さん、心の準備はいいですか?

 ヨーロッパでは、靴を脱いで家には入りません。靴を履いたまま入ります。もちろんホテルでも、どこでも一緒です。ここまで書くと、察しの良い皆さんには、私が、何を言いたいか分かったと思いますね。そうです。ウンチを踏んだ可能性のある靴で家またはホテルに入る人たちがいっぱいいるということなんです。

 しかも、ホテルも、ユースホステルも、例外なく床がカーペットになっている。気になった私は、老眼鏡を虫眼鏡がわりに使ってカーペットを拡大してみましたね。

 それはともかく、ヨーロッパの土を調べてみました。ちょっと掘ってみたんです。どれだけ分解力があるのだろうかと。日本なら十センチから五十センチくらい黒土です。それだけ土に分解力がある。分解力があれば、ウンチも分解されます。で、掘ってみたんですが、最初から黒土なんかありゃしない。あっても十センチもないんです。もっとも全部の地面を掘ったわけではないので、場所によっては、黒土があったのかもしれませんが。

 そこで思い出したのが、中世のヨーロッパではやった、ペストの歴史です。まあ、それについては、脱線気味になるので、機会があったら、あとで述べることにします。

 誤解ないように言っておきますが、ドイツ人は、日本とならんで世界一清潔好きな民族と言われていますし、実際に私も、そうだと思っています。少なくともヨーロッパで一番清潔好きなことは確かだとむ思います。

 だけど清潔といっても、その清潔には、生活文化の違いがあるようなのですね。だから、気になる人や、抵抗力の弱い人は、そのへんも十分に認識して旅した方がよいと思います。ちなみに私個人としては気になりませんでした。ただ、宿のマネージャーとしては、ちょっと気になる点があったと言うことです。

 きれいなカーペットの敷いてあるホテルだからといって油断は禁物ということです。気になる人は、日本からウエットティッシュを持って行った方が良いでしょう。ちなみに、ドイツに殺菌用のウエットティッシュなんかは売ってませんから。

つづく
posted by 風 at 11:56| Comment(0) | 宿屋からみた2009年のドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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